今回は、老健で多くの方が励んでおられる日課についてご紹介しますね。
入所されている皆さまには、毎日各階で決まった時間に「ぬりえ」「脳トレ」をしていただいています。
ぬりえでは、何色も色を重ねて独自の色を表現する方、陰影をつけられる方、消しゴムでぼかす方など、沢山の方がプロ並みの作品を描かれているので、職員は毎日感心しています!完成品は食堂に貼り、またカレンダーになっているものはそれぞれのお部屋に貼らせていただいています。
「あなた美味しそうにスイカ塗るから食べたくなっちゃった」など会話のきっかけになったり、「明日もあるの?」「もっと時間延ばして!」と生き生きとおっしゃっているのが聞こえます。
脳トレでは、すごい速さで計算を解く方、わずかな違いも見逃さない“間違い探しのプロ”と呼ばれている方など、色々な課題をされてる方がいらっしゃいますよ。
これらにより、部屋に閉じこもっていた方が食堂で過ごされるようになったり、色鉛筆を握ることで指の力がついてスプーンを持ちやすくなったりと嬉しい効果も出ています。
ふるさとの家に来られた際は、ぜひじっくりと芸術作品を眺めてみて下さいね!